"むすびとくらし"のお米のデザインには、
私なりの願いを込めています。
それが左三つ巴(みつどもえ)、
という日本の伝統的な紋様です。
両親や兄妹、親戚が特別に神様への信仰が深かったり、
何かの宗教へ入信しているわけでもないのですが、
私は昔から神仏に興味があり、日本神話だけでなく、
世界各地の神話や伝承にとても興味を持ってきました。
今では、世界神話や日本神話を自分なりに考察し、
公開するほどではありませんが、
レポートにすることもあります。
そんなふうに考察をしたり、神社を巡る中で、
この左三つ巴というの紋を知ることになりました。
左三つ巴とは?
巴とは、丸い頭から尾が伸びた勾玉のような、
日本に古くから伝わる有名な紋様です。
その巴を三つ、円を描くように組み合わせたものが、
デザインに取り入れている左三つ巴となります。
左三つ巴は、全国の八幡神社の神紋として有名で、
山形県に鎮座する羽黒山・月山・湯殿山からなる
出羽三山の神紋としても使用されています。
巴にはもともと、
水や雷(雷神が背負う太鼓の模様)を表し、
火除け・魔除け・厄除けとして使用されてきました。
お米を手に取ってくださる方々の安全を
祈念して、左三つ巴紋を取り入れました。
左三つ巴に対する個人的な考察
三つ巴、という言葉は一般的に、
3つの勢力が入り乱れて争っている状態を例え
表して使われる機会が多い言葉です。
しかし私は、
左三つ巴紋は調和を表している様に思います。
三つの形が同じ方向へ周り、
ひとつの循環を表しているように見えるからです。
この三つ巴の形を見て思うことは、
キリスト教では、三位一体
仏教の身口意
天地人
そしてこれからは、
人と自然
実は、この三つ巴に似た
古代に生きた人たちは、この考え方を
大切に生きていたのではないでしょうか。
世界情勢や災害で揺れているいま、
自然を大切にする生き方が益々必要だと思います。