必見:なぜ有機/自然栽培の面積を増やすべきなのか/輸入依存のリスク

必見:なぜ有機/自然栽培の面積を増やすべきなのか/輸入依存のリスク

「オーガニックがいい」という話は、
よく耳にするようになりました。
しかし、それは単なる健康志向の話ではなく、
これからの日本の農業食の未来に関わる重要なテーマでもあると思っています。

なぜ有機(オーガニック)や自然栽培の面積を増やしていく必要があるのでしょうか。

日本の農業は海外輸入に依存している

現在の日本の農業は、
実は化学肥料の主要原料のほぼ全量を海外に依存していることをご存知でしょうか。

もしも有事などによって物流が止まった場合、
肥料の高騰や入手が困難になり、
これまでと同じ農業を続けることが難しくなる可能性があるということです。

普段はあまり意識されない部分ですが、
日本の食を支えるうえで大きな課題のひとつです。

すぐに有機や自然栽培へ切り替えることは難しい

長年、農薬や化学肥料を使ってきた土は、
本来の力を十分に発揮できない状態になっていることが多いです。

土の中には本来、微生物が多く存在し、作物の成長を支えています。
しかし農薬などの影響によって、そのバランスが崩れています。

その状態で急に有機・自然栽培に切り替えても、
土に栄養がなく収穫量が減ってしまうことが多いです。

土を育てるには時間がかかる

有機や自然栽培に取り組む上で重要なのは「土」です。

自然の力を活かした農業を行うためには、
微生物が豊かに働く元気な土を育てる必要があります。

「奇跡のりんご」で知られる木村秋則さんも、
土が本来の状態に戻るまでには5年ほどかかると語っています。

今から有機/自然栽培を増やすべき理由

ここまでを見ると、

・すぐには切り替えられない
・手間も時間もかかる
・収穫量もに少ない

という現実があります。

しかし、もし輸入に頼れない状況になったとき、
その時から土づくりを始めても、
すぐに安定した農業はできません。

だからこそ今のうちから、

・無農薬や有機栽培の面積を少しずつ増やす
・土を育てていく
・技術や経験を積み重ねていく

こうした取り組みが必要になると思っています。

未来の食を守るために

無農薬や有機栽培の面積を増やしていくことは、
未来の食を守るための選択のひとつとも言えると思います。

今すぐすべてを変えることはできなくても、
今から少しずつ積み重ねていくことが、
これからの農業にとって大切なのかもしれません。

お米は神話の時代から大切にされてきた命そのもの。
日本人の礎であるお米を、
みんなで守っていくという意識を広げていきたいです。