炭酸ガス封入密着法と真空パックの違いとは?

炭酸ガス封入密着法と真空パックの違いとは?

お米を長期間保存する方法として、
「炭酸ガス封入密着包装」と「真空パック」があります。

どちらもお米の品質を守るための優れた保存方法ですが、その仕組みには違いがあります。

下記は主な特徴の比較表です。

真空パック 炭酸ガス封入密着法
中の酸素 ほぼ抜く 酸素を炭酸ガスに置換
風味保持
害虫対策
酸化防止
虫の発生防止
安全性
お米への負担 ややあり ほぼない
長期・備蓄特性
製造コスト
製造時間 短い 長い

真空包装とは?

真空包装は、袋の中の空気を
できるだけ抜いて密封する保存方法です。

空気中の酸素を減らすことでお米の酸化を抑え、
品質の低下を遅らせることができます。

比較的広く利用されている保存方法であり、
長期保存用のお米にも採用されています。

しかし、完全に酸素をゼロにすることは難しく、
お米とお米の間に少し残る酸素をお米が吸収し、
酸化することで品質が少しずつ劣化していく場合があります。

また、お米同士が圧迫されることで負担がかかり、
割れ米が増えることがあります。

炭酸ガス封入密着包装とは?

炭酸ガス封入密着包装は、袋の中の空気を、
炭酸ガスに置換して密封する保存方法です。

さらに酸素や湿気を通さない特殊な米袋を使用することで、お米を外部環境からしっかりと守ります。

炭酸ガスは食品保存の分野で利用されており、
お米の品質維持にも役立つとされています。

炭酸ガス封入密着包装のメリット

炭酸ガス封入密着包装には、
次のような特徴があります。

① お米の酸化がない。
お米の品質低下の原因の一つが酸化です。

炭酸ガスで袋内を満たすことで酸素の影響を受けず、
お米本来の風味や品質を維持しやすくなります。

② 虫やカビの発生を防ぐ。
お米を長期間保存する際に気になるのがカビと虫の発生です。

炭酸ガス環境下では虫やカビの心配がなく、
長期保存時のリスク低減につながります。

③ 常温で長期保存しやすい。
酸素・湿気・カビ・虫対策を組み合わせることで、
常温でも長期間の保存を実現します。

備蓄用としてはもちろん、
ローリングストックにも適した保存方法です。

④ お米の形を保ちやすい

一般的な真空包装では、
お米同士が強く押し付けられることで、
割れ米が発生する場合があります。

炭酸ガス封入密着包装では、
お米のタンパク質が炭酸ガスを吸収し、
密着状態を創るため、
必要以上の圧力をかけません。
お米への負担を抑えやすいという特徴があります。

開封すると、お米は吸収した炭酸ガスを、
外に逃す性質があるため通常のお米に戻ります。

炭酸ガス封入密着包装を選んだ理由

ただ長く保存できるだけではなく、
美味しいお米を、開封するその瞬間まで、
美味しさと品質を守りたいろ思っています。

真空パックに比べ、
製造に係る時間や費用はかかりますが、
お米の品質を守りながら長期保存を実現できる、
炭酸ガス封入密着包装を採用しました。

我が家の結び米は、
この保存技術により玄米・白米ともに、
常温で約5年間の保存が可能です。